画用液は絵具に添加して画面に特殊な効果をもたらす事が出来ます。
一切画用液を使わずに描く作家もいますので、あまりコレに頼りすぎるのはどうかと思いますが、正直無いと困る時もあります。メーカーからは色々製品が出てますが、ここでは私が持っているものを紹介。
マスキング液
パーマネント・マスキングメディウム
オックスゴール
ウォーターカラーメディウム
アラビアゴム メディウム
1の絵具の自作はあまり現実的ではないのでこの際除外。
2~4を検証
上段左:透明水彩絵具のパーマネントマゼンタを通常通り水で溶いたもの
上段右:同じくパーマネントマゼンタとアラビアゴムを1:1で混ぜ水で溶いたもの
下段左:ガッシュのヴァイオレットを通常通り水で溶いたもの
下段右:ガッシュとアラビアゴムを1:1で混ぜ、さらに水で薄く溶いたもの
画面では分かりづらいですが、透明水彩絵具に1:1で混ぜた上段右のもの
びっくりするぐらいツヤが出ます。グロスを塗った様な感じ
まるで乾いてない様な印象さえあります。1:1の混合はアラビアゴムの比率が
多すぎるのだと思いますが、上手に使えば面白い効果が出せそう。
一方、ガッシュの方は不透明なので乾くとのっぺらな印象ですが、
アラビアゴムを混ぜて水で溶くと確かに透明水彩の様になります。
但し、ガッシュは粒子が粗いので粒状化が起こります。
これも意図的にその様な効果をねらえば使えそう
マルチサイジング
その他
私は使いませんが、その他の画用液 |
コート剤(作品の保護)
■色褪せ、カビを防ぐ |